2002.01.20  群馬JAGA通信   Vol.73

O 島

 今月はM本さんのお友達のYm本さん夫婦が東京から来てくれました。区別するとのことで奥様は参加者欄にK藤(旧姓?) を記入していたのでこの会報内ではK藤Yで記載します。Ym本さんは全国でもトップレベルのモノポリープレイヤーとのことで群馬JAGAのモノポリーレベルを上げるために事前に何人かにYm本さんが来ることを連絡しました。残念ながら私はYm本さんとはプレイできませんでしたが次の機会があればぜひ対戦したいと思います。
 また今月はN口さんとT山さんが久しぶりの参加で合計15人でした。参加者は記入順で
 O島、T沢、N口、H越、K塚、T山、S司、O谷、Ym本、K藤Y、M本、K村、K谷、S木K、Sm田 (敬称略)の15人。

<カタンの開拓>(6人)

 今月は例会開始の13:00で7人集合。(珍しい) 私を除いた6人でゲームが始まった。私は昼食を買いに一旦外へ・・・。その後10人になったので2テーブルに分かれてこちらは<カタンの開拓>。K藤Yさんの強い希望です。<カタンの開拓>6人戦は本当に久しぶりです。
 序盤で"9"の目が4回連続で出る。これで私は材料が集まり村1軒とビルドアップで先行する。ただしこれが他の人には脅威に映ったようで泥棒を送られこれが見事にダイス目と一致。この後、私はいいとこ無しでした。
 中盤以降、S司さん、K藤Yさん、Ym本さんが順調に勝利ポイントを重ねる。S司さんは道路王獲得で一歩リード。ここで勝利ポイント8点のS司さんの手番での一言。「騎士カードは同時に2枚使えるんでしたっけ?」 既に1枚の騎士カードを使っている為、計3枚あることがバレバレ。まだ騎士王は残っている。これをS司さんに取られればゲームオーバーだ。手番が一周する間に逆転しなければならない。ここで5点の私はほぼ諦めてしまったのですがYm本さんが交渉に動いた。「わたし(Ym本)とN口さんが騎士カードを2枚使っているのでそれぞれの手番が回ってくる前にカードを引くための材料を交渉で譲ってくれ」と言う。6人戦の追加ルールである誰の手番でも建設できるという利点を使って自分の手番が回って来る前に騎士カードを手に入れて騎士王を先に取ってS司さんを妨害しようというもの。
 なるほど。流石です。私はまったく気づきませんでした。この辺の視野の広さが私に足りないところでしょうか? 結局Ym本さんとN口さんは別のカードを引いてしまい勝者はS司さんとなりましたが勉強になったゲームでした。
 @S司(10点)、AK藤Y(9点)、BYm本・H越(6点)、DO島(5点)、EN口(4点)

<クク>(7人)

 <カタンの開拓>終了後、M本さんが加わって<クク>へ。ゲーム開始前にN口さんが私の右隣となって「O島さんは弱いカードを引いてくるからなぁ」と一言。「そんなことは無い」と心の中で思っていたのですがいきなり左隣のM本さんに「道化」を2回連続で送り込む。その後も「獅子」「桶」のオンパレード。しかもチェンジをするとほとんど猫に引っかかってしまう。全くいいとこ無しでした。これでは弱いO島が定着してしまう。何とかせねば…。
 ゲームは中盤以降、数回勝利したK藤Yさんが2位とダブルスコアで圧倒的な勝利となりました。
 @K藤Y(86点)、AH越(43点)、BM本(32点)、CN口(27点)、DS司(15点)、EYm本(5点)、FO島(2点)

<フォルダンプ>(5人) ランキング戦

 今月よりランキング戦が始まりました。詳細はT沢さんの「群馬フォルダンプ通信」を見て頂くとしてちょっと一言。
 ランキング戦という事で助言禁止としてプレイしましたがこれは逆効果では? まだプレイに慣れていない人がほとんどで考える時間が長くなる。また、「あの路線を使えば高得点だね。」と口に出して言ってしまえばその路線を探す為に更に時間が延びてしまいます。ここは分かる限り助言をしてあとは手番プレイヤーの判断に任せたらどうでしょうか?その方が時間短縮になるし、ゲームの内容も早く覚えてもらえると思うのですが…。一応、ゲーム開始前にプレイするメンバーで話し合いどうするのか決めるのがいいと思うのですがどうでしょうか?
 ゲームの方は「サボタージュ」カードを2枚とも私が喰らってしまい惨敗でした。いい路線が出来ていたんだけど…。

<その他のゲームと勝者>
トルネコの大冒険(6人)=N口、TVウォーズ(4人)=O谷、ハゲタカのえじき(4人)=O島、ギャンブラー(5人)=T山、
カタンの開拓(4人)=T山、カルカソンヌ(4人)=Sm田、ラビリンス(4人)=S司、カエルの王子さま(4人)=K藤Y、
モノポリー(5人)=K谷(1戦目)、H越(2戦目)、その他

<お知らせ>
先月お知らせした「モノポリー雪国杯」2/23(土)です。日付と曜日が合っていなかったようです。申し訳ありません。
今回参加したいと思っている方は2月の例会の時か、またはO島に直接連絡下さい。





2002.1.20  群馬フォルダンプ通信  bP

T 沢

第1戦   ケチケチ戦法の極意を見た

 気づいてしまったのです。このゲームのおもしろさに。やってみようと思ったのです。モノポリーの他にランキング戦を。わかってしまったのです。何度やっても飽きない奥の深さ。端から見ていてもカラフルで興味深いゲーム盤。一手一手の思考の幅広さ、深さ。
 舞台は1920年代のドイツ。線路を引いて線路網を作り、産物を輸送することによってポイントを得ます。2人なら6ラウンド、3人なら5ラウンド、4人以上なら4ラウンド経過するとゲームは終了、最もポイントの多いプレイヤーが勝利となります。
 M本さんにゲームを教えてもらい、気に入ってしまって私もこのゲームをメビウスの通販で購入し、妻と二人で何度も遊んでいます。二人でやってもかなりおもしろい多人数ゲームは貴重だと思います。
 第1戦は経験者4人と未経験者のO谷さんとの5人戦で行われました。

<第1ラウンド>
K村さんは競りに参加せず、いきなり降りてしまう。結局このラウンドの1番手は4マルクでO島さんがとった。そして誰がどう見ても一番有利なオレンジ2枚を取る(このゲームの線路引きはただ単にお金を出せばいいのではなく、同じ形と色の路線カードが無ければいけないのだ)。O島さんはドルトムントとパリをつなぎ、産物を輸送し一歩リード。対してK村さんは産物を2回とも動かさないのでポイントは入らないのだが、アクションカードを2枚手にする(産物を動かせない、または動かさない人は1回につき1枚カードを引けるのだ)。

<第2ラウンド>
このゲームの序盤から中盤にかけては借金をするのがセオリー(?)なのだが、K村さんは借金をしない(ケチケチ)。競りは8マルクで1番を取ったO谷さんが、たしかパリとフランクフルトをつなぐ。T沢は使いづらいとされている緑2枚を取り、ミュンヘンを中心として独自の路線を展開。K村さんはカード「有利な配置」を使う。これは5マルク支払えば好きなところに線路が引けるというかなりお得なカードだ。

<第3ラウンド>
T沢は10マルクで競り落とし、ミュンヘンとドルトムントを結ぶ。他の人は「T沢さんはミュンヘンとフランクフルトをつなぐと思っていた」と口々に言っていたが、確かにその通り、一手だけを見ればそちらのほうがポイントが高い(単なる見落としであったのだが)。しかしミュンヘンとブリュッセルをつなぐことまで考えれば、こちらの方が正解なのではないか(やはり単なる見落としであったのだが)。それはさておき、この頃ともなれば、それぞれの線路が連結し始めており、たとえば、ドレスデンとドルトムント間などのドイツ横断鉄道も完成していて、ゲームはいよいよ白熱している。K村さんはO島さんに対してカード「サボタージュ」。これは動かそうと思った産物を輸送できなくするもの。そしてさらにK村さんはカード「新計画」を使い、産物を自分の選んだ好きな都市にもってきて、輸送した。このラウンドが終わった時点では、表面的にはT沢が一歩リードした感もあった。

<第4ラウンド>
ゲームも終盤となると借金する人は少なくなる。ここで借金したのもS司さんだけであった。競りはといえばここまで鳴りをひそめていたK村さんがぽーんと10マルク出して1番を取る。「自分が何を取りたいかを考えるのでは無く、相手に何を取らせたくないか」を考えての1番だそうであり、一本取られた感もある。S司さんはカード「高速列車」を使い、通常6区間しか輸送できない産物を、7区間輸送する。O谷さんはこれでゲームが終わったと思った時、カード「補助金」を使う。これはその時最下位のプレイヤーであれば輸送を通常の2回ではなく3回できるという強力カード。O谷さんはこれで順位を2つ上げた。勝負の行方はT沢かK村さんかのどちらかに絞られたが最後の最後でK村さんが逆転した。このゲームでは最後に借金した分だけポイントを下げるのだが、ここでK村さんの超節約経営が実ったわけだ。

  1位  K村   +119ポイント  (19+100)
  2位  T沢    +66      (16+50)
  3位  O谷    +14      (14)      25マルク
  4位  O島    −36      (14−50)  19マルク
  5位  S司    −88      (12−100)

順 位
3人戦
4人戦
5人戦
6人戦
1 位
+100
+100
+100
+100
2 位
±0
+50
+50
+50
3 位
−100
−50
±0
+20
4 位
−100
−50
−20
5 位
−100
−50
6 位
−100

※順位ポイントは表の様にさせて頂きます。
またゲーム終了時の収入チャートのポイントを加算します。





2002.1.20.           群馬モノポリー通信          NO.70

K 谷

第85戦(2002年度 第1戦)  90分という時間

 本年度第1戦は、東京圏からYm本さんを迎えて(?)行われました。メンバーは、K谷、S木Kさん、H越さん、Ym本さん、M本さん(スタート順)です。
 M本さんを除く4人が物件を順調に買える展開。先行したのはH越さん。鉄道、電水、ライトブルー、ライトパープルをまとめてYm本さんに出し、オレンジ2枚と280ドルをもらう。家6軒スタート。レッドを1枚持ちながらの経営。 続いてK谷。S木さんにライトブルー、ライトパープル(ともに2枚目)を出し、ダークブルーをもらう。レッドとイエローを1枚ずつ持ちながらの経営。900ドル持ち。 3番手はS木さん。ライトブルー2枚とダークパープル1枚をYm本さんに出し、ライトパープル、電水、50ドルをもらう。ライトパープル余力ありの8軒スタート。 Ym本さんもライトブルー余力ありの12軒スタート。
 あとは4者の打撃戦。家も増えていき、Ym本ライトブルー4−H−H、S木ライトパープル4−4−4、H越オレンジ4−4−4、K谷ダークブルー2−2。こんな状態の中、M本さんがチャンスカードでボードウォークに飛び込み600ドル。K谷はライトブルーに550ドル。Ym本さんはライトパープルに750ドル。まさに撃ち合い。M本さん再びボードウォークに600ドルで破産。H越さんも増築後のボードウォークに1400ドル。オレンジは6軒に弱まり戦線離脱。終了間際にはS木さんがライトブルーに550ドル。90分経過時点では、K谷の資産が最も多く、勝利となった。しかし、参考までにと10分ほど延長したところ、H越、K谷、Ym本の順で破産していき、S木さんがモノポリー勝ちとなった。いやはや、90分では大勢が決しないとはこういうことなのかと知る機会となった。


1. K谷     4055ドル(ダークブルー)      +140ポイント(100+40)
2. S木(K)  3142ドル(ライトパープル)     + 81ポイント(50+31)
3. Ym本     2234ドル(ライトブルー、鉄道)   + 22ポイント(0+22)
4. H越     1244ドル(オレンジ)        − 38ポイント(−50+12)
5. M本        0ドル              −100ポイント(−100)


第86戦(2002年度 第2戦)  オレンジの逆襲

 同じメンバーでもう1ゲームできた。先行したのはYm本さん。M本さんからグリーン2枚+150ドルをもらい、オレンジとイエローを出す。家5軒スタート。 続いてK谷。M本さんにライトブルー2枚とレッドを出し、ライトパープル2枚と60ドルをもらう。家7軒スタート。 今回はたくさん交渉できるM本さん、H越さんにライトブルー2枚とオレンジを出し、鉄道を2枚もらう。M本さんは3鉄になる。H越さんは、オレンジを2枚持ちつつ、ライトブルー9軒スタート。ライトブルーはYm本さんを招き入れ12軒に発展。 S木さんはM本さんに4枚目の鉄道を出し、レッドをもらってくる。S木さんはレッド4軒スタ−ト。
 ライトブルーが成長し、オレンジも経営できるようになった。第1戦で爆発しなかったオレンジであるが、今回は順調に発展。大盛況であった。H越さんが、そのまま逃げ切った形で第2戦は終了した。


1. H越     6312ドル(ライトブルー、オレンジ) +163ポイント(100+63)
2. Ym本     2430ドル(グリーン)        + 74ポイント(50+24)
3. K谷        0ドル(ライトパープル)        0ポイント(0)
4. S木(K)     0ドル(レッド)         − 50ポイント(−50)
5. M本        0ドル(鉄道)          −100ポイント(−100)




2002年ランキング

順 位
氏 名
ゲーム数
ポイント
獲得ドル
トップ数
K谷
140
$4055
H越
125
$7556
Ym本
96
$4664
S木K
31
$3142
M本
−200
$0

※トップ数の( )内はモノポリー勝ちの回数
(2567.2.19)



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